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2023.08.12

話題のスーパーフード「モリンガ 」は三方良し🌿健康・地域・環境へ期待される効果を知ればあなたもモリンガ推しに【みとよ8月の旬】

この記事は、
💭モリンガを飲んでみようか迷っている
💭 最近健康のためにモリンガを飲みはじめた
そんな、「モリンガ入門者🌿」の皆さまに向けて書きました。

香川県三豊市では、スーパーフード「モリンガ」が栽培されています。7月中旬に苗を植え、ひと月で約100cmになり収穫できるほどに、3ヶ月でなんと約300cmになるほど、ものすごいスピードで成長します。三豊市でモリンガを栽培・加工する農家「三豊スーパーフード生産組合」さんは、このモリンガの葉を使ってパウダーやティーバッグをつくっています。

なんとなく健康に良いことは、皆さんご存知だと思います。しかし、それだけではなく、モリンガは栽培する地域や、なんと地球環境にも好影響を与えるのだとか。今回は、三豊スーパーフード生産組合さんに、モリンガの健康・地域・環境に期待されるモリンガの効果を教えていただきました。読めばあなたもモリンガ推しになること間違いなし!
三豊スーパーフード生産組合・田中さんが教えてくれました

1. 健康に期待される効果

90種類以上の栄養素を含む

モリンガに含まれている栄養素
モリンガには、わたしたちの体に必要な90種類以上の栄養成分が含まれているそう。抗酸化・抗炎症作用があり、たんぱく質、必須アミノ酸、食物繊維、ビタミン類、ミネラル、ポリフェノール、GABAなど、他の野菜や果物に比べても数多くの種類の成分が、量もたっぷり含まれています。

継続することで美容や健康に期待

MITOYO MORINGAのラインナップ
三豊スーパーフード生産組合さんのモリンガ製品「MITOYO MORINGA」は、モリンガをティーバッグやパウダーに加工しています。これを習慣として取り入れることで、美容や健康に好影響が期待できるのだとか。

食物繊維を豊富に含んでいるので、「お通じが良くなった」。何種類ものビタミンを含んでいるので、「肌が綺麗になった」。そのほか、愛飲者からは「花粉症が改善した」「猫アレルギーが改善した」「血圧が下がった」「睡眠の質が良くなった」などの声が挙がっているそうです。

田中さん「より多くの栄養をとってもらいたいという想いで、MITOYO MORINGAのモリンガは、モリンガの栄養をいっそう高める土づくりをしています」

新しい美容・健康習慣としてモリンガを取り入れている人が増えているそう。お子さまから年配の方まで幅広い人におすすめです。

2. 地域に期待される効果

荒れてしまった耕作地の再生

三豊市内の耕作放棄地を積極的に活用している
「耕作放棄地」とは、過去に作物が育てられていた土地で、もう利用されていない場所のこと。誰も手入れしなくなった農地はどんどん荒れていき、雑草や害虫が増え他の畑に悪影響を与えたり、野生動物の住処となり一般住民への被害に繋がったりする危険性があります。

香川県は雨が少なく、夏は暑い。インドが原産のモリンガは、そんな気候条件をクリアし、栽培にかかる手間が少ないため、持続可能な農地の保護に一役買っています。

モリンガの栽培を開始して、今年で4年目。現在、MITOYO MORINGAのモリンガの木は6,000本まで増えました。地域の年配の方や、障がいのある方に作業をお願いするなど、地域雇用の促進にもつながっています。

MITOYO MORINGAは農薬不使用・リサイクル肥料を活用

さらに、MITOYO MORINGAの栽培・製造には、農薬や化学肥料不使用。バイオマス技術で三豊市の生ゴミを堆肥化したリサイクル肥料「リグリーン」や、地元養鶏場から譲り受けた発酵鶏ふんを使用するなど、安心安全な製品づくりに努めています。

田中さん「自然の摂理に反しないように、地域資源を循環させることを意識しています。その土地でできた有機物を堆肥にして、その土地で使う。土の栄養が川や海に流れて、水産資源を生み出す。一次産業のなかでも特に大元を担う農業だからこそ、その土地の良さを生かしてあげることが大切だと思っています。」

3. 地球環境に期待される効果

杉の14倍の量の二酸化炭素を吸収する

モリンガの葉
脱炭素に向けた動きが活発になる中で、モリンガは二酸化炭素(CO2)の吸収量が他の植物と比べて多いことで注目されています。なんと、モリンガの樹木1本で年間約117kg、杉の14倍もの量。これは、自家用車が約107km走行時、エアコンが468時間運転時のCO2排出量と同程度だそう。

その要因の一つは、モリンガの成長が早いこと。モリンガの葉は収穫しても1ヶ月~1ヶ月半も経てば元通りに生えてくるため、吸収するCO2量も大きいと考えられています。

モリンガをリサイクルした堆肥も開発

また、MITOYO MORINGAでは、栽培し終わったモリンガの木を粉砕して堆肥に加工し、できた堆肥をその土地に戻す循環型農業に取り組んでいます。とことん環境に優しい植物です。

食べて良し、育てて良しのモリンガ。私たちが健康や美容のためにモリンガを摂取することが、ひいては地域の改善、地球環境の改善につながっていくのですね。
今回は、三豊スーパーフード生産組合さんに、健康・地域・環境に期待されるモリンガの効果をうかがいました。三方良しのモリンガ、推せば推すほど良いことばかり。MITOYO MORINGA推しの方は、ぜひInstagramでハッシュタグ「#みとよのみ」をつけて、お味やお気に入りの飲み方を教えてくださいね。

「MITOYO MORINGA」販売場所

オンラインショップ

取扱店

※各店舗ごとに数量や種類に違いがございます。ご希望の商品を取り扱っているかどうか事前にご確認ください。

生産者情報

生産者

三豊スーパーフード生産組合

エリア

豊中町

所在地

〒769-1507 香川県三豊市豊中町岡本270-7

連絡先

050-3635-2335

オンラインショップ
Writer
ふるいち
三豊市農林水産課 地域おこし協力隊

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